「甘さ控えめ」の意味がわからないかずーです。
あのおじさん、何言っても聞く耳を持たないんだ。
話をしていると、すごく頑固で考えを曲げない人がいます。
このタイプの人を説得するのは、非常に労力を使いますし難しいです。
自分の思いが先走ってしまったり、理想だけを追い求めて現実が見えなくなってしまっていることが
多々あったりしますので、どうすれば話を聞いてくれるのか?
そして、納得してもらえるのかを解説していきます!
頑固な意見=自分の経験則
まずは頑固な人の気持ちを理解していきましょう。
頑固というのは、その考えが正しいかどうかは置いておいて、言葉を変えれば
「自分の中で強い意思を持っている」と言うことになります。
では、その考えや意思はどのような根拠をもとに話しているのでしょうか?
2つ考えられまして、「経験」と「理想」です。
一つ目の経験は、今まで自分が生きてきた中で経験した事例や幾度となく選択をしてきた自分への
自負をもとに、強固な意見を持っています。
経験論は非常に強く、自分がうまく言ったのであればその経験を全面に出してくるし、
うまくいかなかったら猛反対されることでしょう。
自分が感じた感情と実際の結果が合わさった事例をもつことになりますので、
自信を持っているでしょう。
もう一つは「理想」です。
誰しも「最高な未来」を考えるはずです。
この最高な未来のゴールだけが見えていて、そこまでの経緯や道のりが見えていない状況です。
例えば、「俺は絶対に一人暮らしする」と言う人がいたとします。
ただ、ひとり暮らしをした時に考えなければいけない課題もいくつかありますよね。
- 家賃の支払い
- 食事の準備
- 水道・光熱費
- 入居・退去の引っ越し
思いつくだけでも、これだけあります。
ですが、入居した時のハッピーな気持ちだけを持っていて、そこまでの費用の計算や
入居してからの苦労を全く考えてないことが多いのです。
理想だけを高く持っている人を説得させるには、理論だけでは通用しないので
相手に寄り添うことが必要になってきます。
正論ではなく、同情する
頑固な人と話すときは、「その考えがあっているかどうか」を話し合っても結論がでないどころか
摩擦が生じてこじれるだけです。
なので、まずはしっかりと話し合いができる状況をつくることが重要になってきます。
突然相手の意見を否定したり、正論を伝えるのはNGです。
突然の否定=戦う気だと思われてしまいますし、どんなに正しいことを言っても
意地を張り、論点がずれてしまいます。
相手の考えを引き出し、尊重し、もう考えが出て来なくなるほど話を引き出してください。
その意見を最大限聞き入れることから始めましょう。
過剰な賛同で心が動く
聞き入れて尊重したら、過剰なほど賛同しましょう。
ここでのポイントは「過剰なほど」と言う点です。
なくなく納得したりすると、どちらも後味が悪いですし、その後もうまくいきません。
それに、人は過剰に賛同されると
「とはいったものの本当に自分の意見を通して大丈夫かな」
と不安になる心理があります。
この心理を使って、もう一度考えさせることができれば、正しく話し合いを行うことが
できますので、この一連の流れを使ってみてください。
感情的にさせたら負け
頑固な人の中には、「いかにも短気!」とわかるような人や、話し合いが始まった時点で
「もう怒ってない?」と感じるような人が多いです。
あくまで話し合うことの最終目的は
「相手の意見を尊重しながらこちらの考えを理解してもらう」ことです。
なので、感情的にした時点ですでに負けなのです。
自分の考えを通しにくくなるし、解決に時間がかかるし、相手は不機嫌だし・・・。
とその場から立ち去ることすら難しくなります。
ごまをするとか、迎合するとかではないですが、相手の機嫌を損なうことは
自分に対してデメリットしかないので、気をつける必要があります。
落とし所をつくる
100%どちらかの意見を受け入れると言うのは厳しいと思います。
そんな中でしっかりと落とし所を考えて話を進める必要があります。
相手の意見を聞いて、こちらの意見を言って2択でどちらにしますか?では
話し合いが平行線を辿るだけなので、時間の無駄です。
どちらもMAXの理想があり、その中でどこを譲れてどこが譲れないのかを
決めておくことでスムーズに進めていけます。
最後に
頑固な人と話し合いをする場合は、感情的にさせずに、冷静に話せる空気感を作り
相手に寄り添っていると感じさせることが第一歩です。
そこから徐々に自分の意見を交えながら、落とし所に誘導するという流れを作れるように
していきましょう!