クリーム大福を考えた人って天才ですか?かずーです。
他人を変えるのは難しいよね?
以前、尊敬する上司によく言われていた言葉があります。
それが、
という言葉です。
この言葉なのですが、最近まで表面的にしか考えず正しい内容だと思っていました。
「自分」は自分で意識を変えれば、行動も変わり未来も変えられる。
「他人」は自分の思いだけでは変えられないし、
過去を変えるのはタイムスリップをして時間を遡らないと変えられないですから。
しかし、最近多くの学びを得る中で、自分の人生を振り返る機会がありました。
その学びを得る中で、考え方が大きく変わってきたのです。
そこでたどり着いたパラダイムが、
というものでした。
真逆のことを言っている部分もありますので、
なぜそう思うようになったのか、まとめたいと思います。
本当に「他人」は変えられない?
「他人を変えるのは難しい」と思っていたのは、きっかけがあります。
それは、職場でどれだけ指示をしても指導をしても、
仕事をしない部下がいたのです。
どれだけ時間を使って指導しても、部下は楽な選択肢を選び
行動が変わることがなかったのです。
そんな経験があり、指導は必要なのはわかるけれど、
自分にベクトルを向けて、できることに全力でコミットすることが
自分のやるべきことだ!という結論に辿り着いていたのです。
変化しようとしていない人に向かって行動を促しても、
時間と労力の無駄だと思ったからです。
でも振り返ると、この考えは一方的な視点でしか見ていないと思ったのです。
例えば、その「行動の促し方」や「指示の仕方」「伝え方」が適切ではなかった
という考え方もできます。
もしかすると、「仕事をしろ」という抽象的な指導ではなく、心に響くような
「仕事する本来の理由」まで掘り下げて伝えることができれば
その人を動かせたかもしれません。
そう思えた時、他人を動かせないのではなく、
「自分には他人を動かすだけの力がなかった」
と考えるようになりました。
相手に響く言葉や、やるべき理由をストーリーを使いながら
相手に伝えることで、理解してもらえれば人は動きます。
ただ「仕事しろ!」と自分目線で伝えるのではなく
その仕事をすることで、自分にとってどんな経験ができ、
将来その経験がどう生きていくのか?を当事者意識を持って
聞いてもらうことができれば他人でさえも動かせるわけです。
他人を動かすことに必要なものは?
ただ、相手にメリットややらなければいけない理由を伝えればいい、
と言うことではありません。
相手を動かすには、その言葉に「自分の強い想い」を入れることが
重要になってきます。
理念や信念、想い。
自分が持つ気持ちは相手に伝わります。
言葉には力があります。
同じ言葉を言っても、言う人によって影響力は変わってくるので、
自分がどんな気持ちで指導するのか?
そもそも自分自身はどんな気持ちで働いているのか?
というところまで自分で認識しておくことで、相手にも伝わりやすくなります。
本当に「過去」は変えられない?
まず第一に過去は変えられません。
理由は、時間を戻すことはできないからです。
でも、それはファクト(事実)ベースでの話であって、
ファクトを見る視点は変えることができます。
どういうことかと言うと、
「3年前に彼女と別れた」という事実があったとします。
その事実を、
「3年前に彼女と別れたから、その経験を生かして今の素敵な彼女と出会えた」
という視点で見ることもできるし、
「3年前に彼女と別れた日から、前を向けずに引きこもりになった」
のような人生を送る選択肢もあります。
同じ事実をどう捉えるかで、未来は大きく変わると言うことです。
「あの時、友人にひどいこと言ってしまった・・・」
という事実は変わらないけれど、
それを一生自分の中で「悪い過去」としてしまい込むのか、
あの時の失敗があったからこそ、今新しい考え方で人と接することができている
とするのかでは、雲泥の差があります。
自分の考え方一つで、過去の出来事を良くも悪くも解釈を変えることができるのであれば、
否定して悪く思うのではなく、プラスに捉えることが必要です。
過去を振り返ることの必要性
過去を振り返ると、嫌な思い出とか悔しくて思い出したくない過去を
掘り返すこともあります。
しかし、先ほど言ったように「その出来事をどのような視点で見るか」で
解釈の仕方が変わります。
この過去を振り返って、嫌な過去に新しく良いラベルを貼ることができれば
自分のどんな過去も受け入れることができ、さらに今の自分を好きになれます。
今の自分を作っているのは、過去の自分の積み重ねですからね!
それに、過去の選択は自分のベターな選択だったわけなので
肯定しないと悲しいですよね。
過去を振り返る → 別の角度で物事を見る
ということをしてみてください。
自分という物語を意識する
自分が今過ごす時間は「人生」という脚本を生きていることになります。
映画でもドラマでもいいのですが、自分は主人公なのです。
主人公にスポットライトが当たらない物語ってないですよね?
自分が今取り組んでいること、働いている仕事、出会った人々。
それは自分の人生を輝かせてくれる登場人物であり、
自分は自分が輝くために努力をするべきなのです。
さらにいうと、主人公は応援されるべきキャラクターです。
ONE PIECEのルフィは、自分勝手なところもあるし、
頑固なところもあるけれど、みんなから応援されます。
自分という脚本を誰かが読んだ時に、自分を応援したくなるような人生を
送らなければいけません。
そんな意識で生きることができると、毎日の密度や生き方は変わってくるはずです。
そうすれば、自分の人生は素晴らしい物語にすることができるでしょう!