チョコミントは好きな派に入るかずーです。
人と接する中で、無意識に「この人は信用できそう!」とか「この人はどうなんだろう?」とか感じることがあると思います。
かずーって前に高額なコンサルフィーを払って、失敗したことあったよね?
その時の話を聞いてもいい?
実は過去にお金がからむ失敗を何度かしていて、その時の経験や感情を振り返ってみようと思います。
今振り返れば、いい勉強になったよ!
・・・うん。
今回は過去の2つの出来事を通して感じたことと、騙されない基準の持ち方を伝えられればと思います!
なぜネットワークビジネスに参加しようと思ったのか?
学生の時からすごく仲良くしてもらっていた先輩がいまして、その人と同じ会社で働いていました。
社会人になってからもご飯に連れていってもらったり、遊びに連れていってもらったりしていて、すごく面倒を見てもらっていました。
なので、その先輩から「ご飯行くぞ!」と言われても全く違和感がなく、
誘ってもらいありがとうございます!
予定開けておきますね!
と言っていました。
しかし、その時に話されたことは
俺と一緒にネットワークビジネスしよう!
だったわけです。
その時はなんの知識もなく、学生から今に至るまでの付き合いもあって
この先輩が言うことだから信じれるかも。
と思ったわけです。
当時の自分なりに具体的に参加を決断した判断基準としてはこの5つ。
- この話は信頼している人からの話だった。
- 収入源を増やせるチャンスだった。
- 自分がそんな気持ちを持っているから、他の人も持っているはずだ。
- 参加費(商品代)を払うだけの貯金があった。
- ビジネスという響きがかっこよかった
振り返ると「全部主観であり、客観的な意見は全く入れてなかった」ということになります。
よく「恋は盲目」といいますが、自分の求めていることが目の前に現れた時にこそ、
しっかり立ち止まり理性を保ち、しっかりとした判断が必要になるわけですね!
好きな人のことを考えると判断鈍るもんね!
全部いいように見えちゃうからね。
クロージングの中には
「かずーの親はサラリーマンだからビジネスをしたことがないと思うんだよ。だから相談しても反対されると思うから、自分で考えた方がいいよ!」
と言うのも、入会拒否させないための戦略だったのです。
宗教団体の勧誘でも使っていそうですね。
なので、その頃はまだ実印も通帳も親が管理していたので、こっそり探して持ち出した事を覚えています。
まだネットワークビジネスでよかったですね!
ほんとにやばいものだったら怖い人から追いかけられる経験をしていたかもじゃないですか・・・。
ネットワークビジネスの全てを否定しているわけではありません。
これが営業会社へ行く一つのきっかけになり、新しい道を歩むことになりました。
ただ、新卒や社会経験が少ない人はどうしても判断ができない場合もありますし、
本当に人生を悪い方向に進んでいく可能性だってあります。
自分軸で物事を考えてしまうことが多い場合は、焦らず熟考して判断する事をオススメします。
参加後は本気で活動していたため会社の友人、SNSで知り合った人、学生時代の友人、親戚のおじさんとリクルート活動をしてどんどんメンバーを増やしていきました。
意外とメンバーになってくれる人って多いなぁ!
と、その時は軽く考えていたのですが、自分が入った時に感じていた事。
それが、
この先輩が言うことだから信じれるかも。
実はここに大きな落とし穴があったんです。
みなさんお金を口座に貯金していると思います。
そこに貯めている貯金残高のように、信用や信頼にも信頼残高となり貯まっています。
自分の信頼残高が高ければ相手にお願いを聞いてもらいやすくなり、低ければお願いしても聞いてもらえなくなります。
リクルートして参加してもらうのに、多くの信頼残高を消費してしまっていたのです。
今ではこの「信頼残高」という無形の信用がいかに大切かを実感しています。
なぜ初めて会った人を信用し高額コンサルを申し込んだのか?
ネットワークビジネスをやめてから営業会社で働いていたのですが、
「副収入が入ることってやっぱり魅力的だよね」
という価値観は変わらず持っていました。
と言うよりも、自分で何か事業したいという漠然な目標すら抱き始めていたほどです。
ネットワークビジネスはこりごりだけど、ビジネスの魅力は高まっていると言った状況でしょうか。
そんな時にFacebookメッセンジャーでコンタクトをとってきた方がいました。
今度よければ一度会いませんか?
と言うものでした。
やりとりはこちらの記事をご覧ください。(後半に記載)
ということで、なぜ初対面の人に高額なコンサルフィーを払ったのか。
そこには、その人を信じた経緯があったのですが、それがこの5つです。
- Facebookで名だたる方と会っている写真を載せていた。
- 経歴や学歴がすごかった。
- 実際の会社(社員も30名程いる)の社長という名刺を渡された。
- 東京に会社はあるが、地元が一緒だった。
- 持っているものが全部ブランド品だった。
蓋を開けると、
1)はどんな理由であっているかはわからない。
2)と3)は嘘。
4)は信用するかどうかの判断基準には当てはまらない。
5)は他の人でも頑張れば買えるかな。
ということで、その時にすごい人と勘違いして気持ちが高揚していたのと、
ネットワークビジネスのようなものではなく実業をしていると言うことが信用のポイント
だったのかと思います。
今では「誰でもなれるでしょ」と思うのですが、若くして「社長」という肩書きもすごいと感じました。
ここには人の心理でいう「認知コストを使いたくない」という現象が無意識に発動していたと思います。
認知コストとは、脳が思考に費やすエネルギーこと。 脳はこの認知コストをできるだけ下げようとする。 典型が、まわりの意見に対する反応だ。 「信じる」と「疑う」とでは、「信じる」ほうが認知コストが軽減される。
権威がある人の言葉は信じれる=社長が言ってることだから信用できる
と考えてしまっていたんでしょうね。
今ではいろんな思考を駆け巡らせて判断することができるのですが、やはり未熟だったのですね・・・。
今、同じ場面に戻ったら何を基準にして判断するか?
今自分が同じ場面に戻ったとしたら、「ネットで徹底的に調べる」ということをすると思います。
副業に興味があってもおすすめの副業とか、やっていけない副業とかいろんなものがあると思います。
まずはネットワークビジネスであれば、
- ネットワークビジネスとは?
- 成功した場合・失敗した場合
- 組織の作り方とは?
- 企業の種類とその会社が差別化していること
- 本当に信用できる会社なのか?
などなどは最低でも調べると思います。
エセ実業家の場合は、
- 企業実態
- Facebook以外のSNS
- その人のサービス内容、受講者はいるのか?
- 受講者がいた場合、感想は?
- 受講者がいなければ他の信憑性
などになると思います。
今ではネットも普及してきているので、私のようなミスをする人もいないし
下手な事をするとSNS上で拡散される時代なので、こんな無謀な事をする人は減ってきていますが
気持ちが高まっている時こそ、冷静に判断することが重要です。
過去の失敗を糧に今を生きてます!
もしかすると、同じような経験をしている人もいるかもしれません。
自分の過去を否定するのではなく、そこで何を学んだのか?
その経験を今どのように生かしていけるのかを考えることで報いていけますので
前を向いていきましょう!